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乳歯の虫歯を放置するとどうなる?永久歯への影響と強い痛みのリスク

歯磨きする子供

乳歯の虫歯を放置するリスク

乳歯は永久歯よりも歯質がやわらかく、虫歯が進みやすい傾向があるため、放置すると短期間で状態が悪化しやすい点も注意が必要です。ここでは、放置した場合に起こりやすい代表的なリスクを解説します。

永久歯の成長に影響

乳歯の下では、次に生えてくる永久歯が育っています。
乳歯の虫歯が進行して歯の根の先まで炎症が広がると、近くにある永久歯に影響が及ぶことがあります。
その結果として、永久歯に以下のようなトラブルが起きるケースがあります。

  • 永久歯の表面が白く濁る、茶色っぽい斑点が出る(エナメル質の形成に影響)
  • 永久歯の形が整いにくい、表面が弱くなる
  • 生えてくるタイミングが乱れることがある

もちろん、すべての虫歯が必ず永久歯に影響するわけではありません。
ただし「乳歯の虫歯が深い」「歯ぐきが腫れる」「膿が出る」といった状態まで進むと、永久歯に影響が及ぶ可能性が高まります。

歯並びへの影響

乳歯は、食べるためだけの歯ではなく、永久歯が正しい位置に生えるための道しるべの役割も持っています。
虫歯が進んで乳歯を早く失ってしまうと、空いたスペースに周りの歯が倒れ込むことにより、ズレが生じ、永久歯が生える場所が狭くなることがあります。
たとえば、次のような歯並びの乱れにつながることがあります。

  • 永久歯が本来の位置より内側・外側に生えてくる
  • 歯が重なって生える(ガタガタ)
  • かみ合わせがズレてしまう

といった歯並びの乱れです。
「虫歯1本くらいなら…」と見過ごしがちですが、乳歯の段階でスペース管理が崩れると、後から整える負担が大きくなることもあります。

食生活への影響

虫歯があると、子どもは痛みをうまく言葉にできなくても、無意識に食べ方を変えることがあります。

たとえば、

  • 片側だけで噛む
  • 固い物を避ける
  • 食事に時間がかかる
  • 噛まずに飲み込む

といった変化です。
こうした状態が続くと、栄養バランス以前に「しっかり噛んで食べる」習慣が崩れやすくなり、食事そのものがストレスになります。
さらに、噛まないことで顎の成長や発音、姿勢にも影響が出る可能性があるため、虫歯は歯だけの問題で終わらないことがあります。

強い痛みにつながる

乳歯の虫歯で特に怖いのは、痛みが出る頃にはかなり進行しているケースが少なくないことです。
初期〜中等度の虫歯は痛みが出にくく、気づいたときには

  • 夜に眠れないほどズキズキする
  • 冷たい物・甘い物で強くしみる
  • 歯ぐきが腫れる、膿が出る
  • 発熱や顔の腫れにつながる

といった状態になっていることがあります。
ここまで進むと、治療回数が増えたり、処置が大きくなりやすかったりして、子どもの負担も親御さんの負担も大きくなりがちです。

お菓子を食べる女の子

乳歯が虫歯になる原因

乳歯の構造的な原因

乳歯が虫歯になりやすいのは、乳歯そのものの特徴が関係しています。

  • 歯の表面(エナメル質)が薄い

乳歯は永久歯よりエナメル質が薄く、酸の影響を受けやすい傾向があります。
表面は小さな変化でも、内側で進みやすいのが特徴です。

  • 内側(象牙質)まで近く、進行が早くなりやすい

エナメル質の下にある象牙質はさらにやわらかく、虫歯が到達するとスピードが上がりやすくなります。
「黒い点が小さいのに、実は中が大きい」ことが起こりやすいのはこのためです。

  • 奥歯の溝が深く、汚れが残りやすい

乳歯の奥歯は溝が細かく深いことが多く、歯ブラシの毛先が入りにくい部分ができます。
結果として、磨いているつもりでも虫歯が始まりやすくなります。

  • 生えたばかりの歯は歯質が安定しきらない

生えた直後は表面が成熟途中の状態で、虫歯になりやすい時期があります。
特に奥歯が生え始めた時期は注意が必要です。

生活習慣による原因

乳歯が虫歯になるかどうかは、「糖の量」よりも糖に触れる回数・時間が大きく影響します。
下記は虫歯が増えやすい主な生活習慣です。

  • だらだら食べ・だらだら飲み

お菓子やジュース、スポーツドリンクを少しずつ長時間とると、お口の中が酸性に傾く時間が増え、歯が溶けやすい状態が続きます。

  • 寝る前の飲食(特に甘い飲み物)

就寝中は唾液が減るため、酸を中和する力が弱くなります。夜間に糖が残ると虫歯が進みやすくなります。

  • フロス習慣がない

奥歯の溝、歯と歯の間は虫歯ができやすい場所です。歯ブラシだけだと残りやすく、特に歯と歯の間はフロスをすると効果的です。

  • 家族内で細菌がうつりやすい習慣

食器の共有、同じスプーンで味見、口移しなどが続くと、お口の中の細菌が移りやすくなると言われています。

歯磨きする子供たち

当院でできる乳歯の虫歯予防

赤ちゃんのうちからお口の健康を守ることは、将来の虫歯リスクを減らすだけでなく、
正しい歯並びや噛み合わせの土台をつくることにもつながります。
かまくらデンタルクリニック深沢では0歳のお子様から虫歯の予防をさせていただいております。

シーラント

シーラントは、奥歯の溝に専用の樹脂を埋めて虫歯を防ぐ処置です。
特に、6歳ごろに生えてくる「6歳臼歯」は溝が深く、虫歯になりやすいため、シーラントが効果的です。 汚れがたまりにくくなることで、虫歯のリスクをぐっと減らすことができます。
処置は痛みもなく、短時間で終わります。

フッ素塗布

お子さまの歯を虫歯から守るために、フッ素塗布はとても有効な予防方法のひとつです。
フッ素には、歯の表面を強くして虫歯菌の出す酸に負けにくくする働きがあります。
また、ごく初期の虫歯であれば、フッ素によって再石灰化(自然修復)を促す効果も期待できます。

歯磨きする子供

鎌倉市で乳歯の虫歯でお困りの方は
かまくらデンタルクリニック深沢へ

乳歯の虫歯は、「どうせ抜けるから」と様子を見ているうちに進んでしまい、痛みが出てから慌てて受診という流れになりやすいものです。
実際には、乳歯は虫歯の進行が早いことがあり、見た目が小さな変化でも中で広がっていることもあります。
「黒い点がある」「穴っぽく見える」「白く濁っている気がする」「しみると言うことがある」など、少しでも気になることがあれば、鎌倉市のかまくらデンタルクリニック深沢へご相談ください。

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公開日: 2026年2月20日

監修医情報

かまくらデンタルクリニック深沢 院長 豊田聡

院長画像

経歴
東海大学教養学部 卒業
鶴見大学歯学部 入学
鶴見大学歯学部 卒業
医療法人厚誠会歯科 臨床研修
原宿わたなべ歯科 勤務
かまくらデンタルクリニック深沢 開業
  • 2026.02.20 乳歯の虫歯を放置するとどうなる?永久歯への影響と強い痛みのリスク